「中小企業の生産性革命議連」2月総会に理事 岩本隆が登壇

一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会は、2025年2月20日に衆議院第二議員会館で開催された「中小企業の生産性革命とリスキリングによる賃金アップを実現する議員連盟」の2月総会(今枝宗一郎 会長)へ協力団体として出席しました。
日本経済の再生を実現するためには、投資やイノベーションの促進を通じた付加価値生産性の向上と、労働参加率の向上を図ることが必要とされています。特に中小企業においては、人材・後継者不足が引き続き問題となる中、個人のリスキリング支援として、大胆な財政出動と共に、各関連省庁が連携して取組が進められていく必要があり、賃上げの促進、失業なき労働移動等の労働市場改革、人手不足への対応を確実に実行していく必要があります。
本議員連盟は今枝宗一郎 新会長の就任と共に、「中小企業の生産性革命を実現する議員連盟」から「中小企業の生産性革命とリスキリングによる賃金アップを実現する議員連盟」へと名称を変更し、さらなる中小企業の生産性革命を実現すべく活動を推進する運びとなりました。
今次総会ではこれまで扱っている従業員エンゲージメント(企業と従業員の心理的結びつきの強さを表す指標)の中小企業経営への活用に加え、中小企業における効率的・効果的なリスキリングのあり方について議論が行われました。
冒頭の今枝会長の挨拶に続き、有識者として当協会理事である慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の岩本隆 特任教授が「スキルデータ活用の世界的動向と国内の最新状況」「中小企業における従業員エンゲージメントの活用状況」等について講演。さらに、デジタルスキル標準を活用したリスキリングプログラムを提供する事業者として株式会社ディジタルグロースアカデミアの高橋範光 代表取締役会長からリスキリングにおけるデジタルスキル標準活用の実態や効果等について発表が行われました。
関係省庁からは経済産業省、中小企業庁が出席し、質疑応答では、政産官学を交えて活発な議論が行われました。
本議員連盟では、さらなる中小企業の生産性革命を実現すべく、省庁の枠にとらわれない実効的な政策を検討するとともに、必要な法制度改正も含めた骨太かつ大所高所の検討を行って参ります。
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